医薬品・化粧品・食品製造にはGMP・HACCP・AIB等の基準があり、製品の品質保証がますます厳しくなっています。このような状況下でバーデン(異物)混入対策は重要なテーマの一つになっています。一口に「異物」といっても昆虫・髪の毛・糸屑・金属片・木片等いろんな種類があります。虫一匹が企業イメージを悪くしたり、億単位の経済的損失をもたらす場合さえあります。私たちは昆虫対策として四季折々の昆虫相モニタリングによって、1)どんな虫がいるか、2)どんな虫が侵入しているか、3)どんな虫が住みついているかを調査して、その虫の生態習性から発生源、侵入経路、をみつけたうえで、1)屋外の発生源への対処、2)侵入経路への対処、3)侵入した昆虫、内部発生虫への対処など年間を通し、計画的、継続的な作戦を作成します。この計画と実施はバリデーションとして位置づけられるものと考えています。